いちご狩りがフルーツ狩りの絶対王者と思い知る

こんにちは、このかです。今日も一日お疲れ様です。

何らかの形で農起業出来ないかと日々模索している夫と私ですが、いちごが美味しい季節の到来という事で先日いちご狩りに行ってきました。

今まではただ楽しむために行っていたフルーツ狩りですが、今回は自分達が観光農園をやるならという前提でどういう観光農園が選ばれているのか学びに行くことに。

いちごが美味しすぎてそれだけで大満足でしたが、学んだことや考えたことを忘れないうちにブログに残しておこうと思います。

訪れたいちご農園さんの良かったところ

今回訪れたいちご農園さんの基本情報はこのような感じです。

予約方法ネット予約なら1人あたり100円引き。嬉しい!
アクセス高速から少し降りた先で、車のアクセス◎。バスでも行ける。
駐車場20台入れる無料駐車場。予約時間少しずつズレるので、駐車場が混み合うこともない。
ハウスの大きさいちごゾーンはビニールハウス5つを繋げた広さで、たくさん人がいても気にならない広さ。
受付、カフェスペース、トイレも1つの大きなビニールハウスで簡易的ではあるが広く暖かい。
ハウスの快適さいちごの苗棚は摘みやすい高さに設置されていて◎
中の水道が壊れていたものの、使い捨てのお手拭きが用意されていたので困らず。
中に受粉用の蜂がいるが攻撃性ないと事前案内があり、大きい蜂だが羽音もせず全然怖くない。
制限時間40分。いちご大好きでもとっても満足。
いちごの量や完熟度ハウス5つを繋げたスペースに15列ほど植っていて、14組来ていても十分対応できる完熟いちごの量。大きさも大ぶりのものが多く◎
品種の数6種。これ以上あっても把握出来ないのでちょうど良い量。
サービスソース用の穴とヘタ入れ用の穴が空いてる小さなトレーが配られる。練乳かチョコソースどちらか選んで無料で入れてもらえる。
無料ポップコーンや1杯ドリンク無料あり。特にポップコーンは塩っけのある物を口にしたくなるので嬉しい。
また低コスト、作るの簡単、時間劣化しにくいところも◎
設備無料コインロッカー、水洗トイレ、手洗い台には子供用踏み台も有。簡易的おむつ替え用の台あり。

一つの独立したハウスの中に受付、お土産購入、カフェスペース、トイレが一緒になっているのですが、狭すぎずガーランドや可愛い丸っこい提灯で飾り付けられていて明るい雰囲気なのも良かったです。

フルーツ狩りの中でもやっぱりいちごは王道かつ絶対王者と思い知った

帰りの車で夫と話したことは、やっぱりフルーツ狩りの中でもいちご狩りは断トツで一位だねということです。

仕事として考えるといちごは育てるのが大変で労力の大きさや設備投資のコストも大きく難しいのですが、提供出来るサービスとしては、どの点においても優秀すぎてため息が出るくらいです。

ブルーベリー農園に魅力を感じているのですが、レジャーとして考えるとやっぱりいちご狩りは強いなと思います。

項目評価コメント
★★★★★赤は可愛い、元気が出る、美味しい、映える色。白い花も可愛い。
大きさ★★★★★りんごや梨、葡萄はたくさん狩れない。
何個も取れるのでハズレに当たってもダメージ少。
ブルーベリーのように小さすぎると、取るのが面倒になる人も。
大きくても手のひらサイズで食べやすい。
もぎやすさ★★★★★小さい子でもお年寄りでも手で取れる。ハサミを使う人がいても圧倒的に安全性が高い。
食べやすさ★★★★★皮や芯を取らなくていい。へたを除いて口に入れるだけという簡単さ。
フルーツとしての人気度★★★★★知名度、人気度どちらもトップレベル。
時期★★★★★長い冬が終わり、外に出たくなる時期。
小、中、高、大学生の春休みにドンピシャで重なる。
ブルーベリーは夏なので
満足度★★★★★美味しい、楽しい、嬉しい、元気になる等レジャーとして楽しみを評価する項目が多く、その分満足度が上がる
レジャー★★★★★必要時間、疲労度、お金、待ち時間などストレス要素なしむしろストレス減
値段★★★★食費と考えると高いですが、レジャー費として考えると

こうやって項目ごとに★をつけてみましたが、つける意味がないほど全部良い!

一部に刺さるのではなく、誰にでも分かりやすい楽しさ美味しさって最強だなと思い知りました。

上に書いたこと以外にもいちご農園はビニールハウスなので、周囲の環境から切り離した世界観が作れること、ブルーベリーは鳥が食べに来るとかで鳥の被害の苦情が来ることもあるが、そういう周囲への悪い影響も少なそうで素晴らしいと思います。

自分だったらこうしたいと思ったところ

いちご農園として最大の目玉であるいちごが大きさも完熟度も美味しさもどれも素晴らしく大満足だったのですが、今回は自分達ならどうやるか考えてみることも目的としていました。

もし自分がここで働く立場でお客さんがここに来て良かった、また来年も来たいと思ってもらうために出来る事を考えてみると、

ホームページに遅刻した場合やキャンセルしたい場合のルールなど園のルールが何も載っていない

→ホームページによくある質問の項目を作り、園ごとにルールが異なる練乳ルールやこの園でのいちご狩りのルールについても一通り書いておきたい。

いちごの植っている列の先頭だけ品種の名前を掲示していた

 →列の後ろまで行くと何の品種を食べていたか分からなくなるので、先頭と列の最後尾にも名前を掲示したい。
 →ビニールハウス内の壁にも品種マップや、足元にも案内マークを作りたい。

品種の種類が豊富だったが6種でも自分が全種類食べれたのか、自分の好みがどれか覚えられなかった

 →希望者には食べ比べの6種の簡単な表を配布。
 →表には甘さ、酸味、大きさなどを星の数で表すとか食べ頃の時期など基本情報と自分で順位をつけれる欄、コメントをかける欄をつくると、お土産のイチゴを選ぶときの目安にしたりいちごと一緒にその表を写真に撮りSNSにアップする等使ってもらえるかも。
 →いちご狩りが終わった後、一番気に入った品種にいちごのシールを貼ってもらうなどすれば、食べる前の人の参考にもなるし人気の品種も分かるかも?

フォトスポットがあったが、ビニールハウスにいちご農園の名前が貼ってあるだけだった

→農園のキャラクターを作ったり、撮影用の台を置いたり、いちごの帽子や風船など撮影小物を用意するなど楽しい思い出の写真を撮れるよう工夫してみたい。

楽しみポイント、満足ポイントの追求

→カフェスペースの壁にいちごの魅力についての展示をしたい。いつの時代から食べられているとか、生産量トップ10とか、美味しいイチゴの見分け方や、トイレなんかにはどうしてトイレが近くなったり便が緩くなるかとか、一瞬で忘れるようなレベルでも書いてあると知識勢の満足感があがるかな?

あれだけ美味しい完熟いちごを来た人全員に提供できるだけでもの凄いことですし、今シーズンが4年目と聞いたので、これからもっと色々変わっていくのだと思いますがもし自分が働く立場だったらこういうことに取り組んでみたいと思いました。

今年は色々な観光農園に行ってみたい

今までフルーツ狩りに行っても楽しい!美味しい!嬉しい!で頭がいっぱいで、どれぐらいの広さの土地でやっているとか、アクセスの良さとか、他とのサービスの比較や自分がどこに満足感を感じているかなんて考えたこともなかったので、こういう形で行くのもすごく面白かったです。

まだ提供できるような農作物を育てられもせず何も行動していない自分達がこうやって評価?のようなことをするのはおこがましいと重々承知していますが、良いなと思うところはどんどん吸収して、自分ならこうしたいと思うことも同時に考えて自分達なりの農起業に繋げていけたらと思います。

今年は農起業に興味を持ったきっかけの著者のブルーベリー農園にも行ってみたいと思っているので、また行ってきた記録を書きたいと思います。

それでは、また!