こんにちは、このかです。今日も一日お疲れ様です。
今回は以前書いたこのブログの続きになります。
要約するとブルーベリーが好きでブルーベリーをお腹いっぱい食べたいという不純な動機から農業への転職の可能性を考えてみたという内容です。
夫とその話をした後とてもいい本を見つけたので、今日はその本について書いてみようと思います。
爆売れの本だが、楽して儲かりたいだけの本ではない

この本は大手サラリーマンからブルーベリー観光農園の経営に転職した著者が自身の農園経営について
・サラリーマンを辞めて農業に参入した経緯
・廃れていく農業に参入するにあたり、着目した点と取り組んだこと
・実際かかった経費や時間
・仕事を通してどう社会と向き合うか
など、自身の経験をもとに農園経営の成功の秘訣を書いている本です。
帯には「営業日は年間60日」、「年収2000万」、「悠々自適」、「ラク、儲かる、華やか、モテる」などと書いてあり、ブルーベリー農園を成功させた人の本ということで手に取った私でもちょっと胡散臭い表紙だなと思ってしまいましたが、(ごめんなさい)
読んでいるとこちらも熱い気持ちになる、着眼点、考え方や体験がとても参考になる、仕事だけじゃなく人生の歩み方も考えさせられるそんな本でした。
本を最後まで読んで分かったことは、帯に書いてあることは嘘でも胡散臭いことでもなくて著者の畔柳さんが熱意を持って取り組んだ先にそのような結果が待っていたということです。
これだけ熱心に分析、試行、逐一行動をしてきたら、なるべくしてそうなったのだと思えます。
私と夫は著者の方程仕事は出来ませんし、前回のブログを書いた後衰退していく農業のリアルを少しずつ知り少し不安になっていましたが、それでも行動してみたいという気持ちになれたのは大きいです。
自分達の生活費に困らない分の年収を少しでもやりたいと思う仕事で稼ぐ、そして健康に笑顔で暮らす、それが今の私達夫婦の目標です。
この本を読んでまた一歩前に進めた気がします。
本を読んでやることリストが一気に増えた
この本読んだ後、やりたいことリストが急に増えました。
・転職するにあたって今の現状(使える資金、使える時間など)を整理する。
・農業に携わるサラリーマンになるか、起業するかなど方向性について考える。
・農業の学校について情報収集する。
・自分の住んでいる市や県の農業新規参入の取り組みを調べる。
・今参加できる講習会を調べて参加してみる。
・今の理想や想いも出来るだけ書き出す。
といった感じでまずは今の自分達の状況を整理して行動に移してみる、夢でもいいからとにかく理想も熱い想いのうちに書いていきたいと思います。
ちょうどこないだ来た市政だよりに近くのファームで農業の講習会があるのを見つけたので、早速夫が応募をしてみました。
講習会は3月なのでまだ先ですが、不安を解消するためにも少しずつ行動していきたいです。
農業だけではなく脱サラする人にも有益な一冊だった
私達はブルーベリー農家として成功した人の本ということで手に取りましたが、元々大企業の管理職をやっていた方の本なので理念、戦略、ブランディング、生産性など一企業として成り立つために大切な視点が丁寧に書かれていたのがとても勉強になりました。
どのジャンルでもやりたいことで収益を上げるためには必要なことだと思うので、農業以外の起業でも参考になる本だと思います。
自分は何が出来るか、どう行動していくか考えたくなる、そして行動したくなるとても良い本でした。他にもいくつか農業についての本を買ったのでそれもまた後日感想を書きたいと思います。
それでは、また!