こんにちは、このかです。今日も一日お疲れ様です。
先日やっとやーっと、大嫌いな確定申告が終わりました。
重めの片頭痛持ちで予防の注射で毎月病院だけで14000円ほどかかるので、医療費控除で少しでも税金が戻ってくればと確定申告をしているのですが、前回も今回も確定申告で失敗をしています。
ブックカフェで確定申告の本を2、3冊読んでから取りかかったり、作成コーナーで相談しながらやっていても間違っているのに気づかず多く税金を取られていたり…。
ネット申告になってだいぶ楽になったとは思うのですが、今回は私が失敗した確定申告の2つのパターンを紹介したいと思います。
①ふるさと納税分の住民税が減っていない
これは失敗したのに気づいたのが、確定申告が終わって3ヶ月後くらいでした。
ふるさと納税は、ふるさと納税をした分次の住民税の負担が軽くなるというシステムですね。
次の住民税の支払いが始まる6月くらいに、あなたが支払う次の住民税はこれくらいになりますよというお知らせの紙が来るので、その時ふるさと納税がちゃんと行われているかチェックするのですが…
紙を見ると、ふるさと納税がされていないことになっている!
なんでだろう?確定申告もしたのにーとなりました。
結論からいうと私の場合は、
・税金を計算する左側の表への数値の記入と計算
・右側の寄付先の名称、金額の記入
・寄付金証明の書類の添付
は出来ていたのですが、
右下に小さくある住民税・事業税に関する事項の『都道府県、市区町村への寄付(特例控除対象)』が空欄で住民税に反映してほしいという意思がないとみなされたという失敗です。
紙の場合、下のオレンジの丸の部分に寄付額の記入がありませんでした。


・ふるさと納税ってお得に税金を払いたい人のシステムじゃないの?
・こんなにいろいろ書いて添付してるんだから、住民税に反映してほしいに決まってるじゃん!
・住民税に反映して欲しくない人は、ふるさと納税使わずに買い物するよー!
正直そう思いましたが、書き忘れたのは自分です。
でもこのパターンになっても、書類がきちんと提出されていればちゃんと修正してもらえます。
私の場合は間違いに気づいて確定申告の控えと住民税の通知を一緒に持って市役所の住民税担当の方に相談したら、原因を突き止めてくれそのまま修正手続きも一緒にしてくれました。
間違いに気づかなかったら、所得税は多少控除されていても肝心の住民税をたくさん払っていたままだったので怖いなーと思いました。
②2カ所で給料をもらっても、本業じゃない方が年20万以下なら確定申告は不要
2つ目は今年の失敗です。
内容としては、
・副業をしていて2カ所で給料をもらっている為確定申告しないといけないと思い込み、ふるさと納税のワンストップをやらずにいた。
・確定申告不要と気づいた時にはワンストップ納税の手続き期限が終わっていた。ふるさと納税はワンストップしないなら確定申告が必要なので結局確定申告しなければいけなくなった。
・確定申告した結果、払わなくてもいい追加納税が発生した。
そんな失敗です。
ここで大事なことは、
本業+バイトのように2か所から給料をもらっていて収入が低い方が年20万以下なら、確定申告は不要で住民税の方には申告が必要ということです。
これは収入が低い方の給料が年20万以下なら大した金額じゃないし税務署の仕事が増えるだけだから所得税は見逃してあげるけど、住民税はきちんと払ってねという意味だそうです。
だから所得税を決める確定申告はしなくていいけど、住民税には申告必要となるようです。
私は知識不足で副業したら確定申告が必要と思い込んでいたので、ふるさと納税もワンストップ納税が使えないなーと思って何も手続きをしなかったのです。
このパターンの正解は、
・副業のバイト給料が20万以下だから確定申告は不要。
・確定申告が必要のないので、ふるさと納税のワンストップ納税(寄付先は5つ以内)をする。
・そして住民税の方には本業+副業バイトの収入の報告をする。
これが今年の私の正解パターンでした。
いざ確定申告する時にいろいろ気づいて、さらに計算してみたら1800円の追加納税が発生。これは本来であれば見逃してもらえた税金です。
バイト先では20万どころか9万しか稼いでないのに…
少しでも夫の転職の不安を消そうと思って始めたのに…
悲しいですが、これも勉強代ですね。
知らないと余計なお金や手間が発生する
今だに分からないことばかりの確定申告ですが、知らないと私のように間違っていることにすら気づいていないなんてこともあるかもしれません。
今年は二人分の確定申告をしたので世帯として8000円くらいは戻ってくるのですが、私の追加納税がなければもっと戻ってきたのになー。
多く払っている税金を取り戻そうとして、追納するのは悲しすぎるのでもっと守る力をつけないとですね!
それでは、また!