【生きのびる防災⑤】家族と共有すべき情報


こんにちは、このかです。今日も一日お疲れ様です。

私のやっている防災についていろいろ書いてきましたが、水や食料を備えるのと同じ位大切な事があります。

それはいざ災害が起こった時の安否確認方法や、合流方法、必要なものがどこにあるか等情報の共有です。

私は実際に被災したことがないのですが、今はネットで実際被災した方の体験談や消防士、防災士などの方のアドバイスをたくさん読む事が出来ます。

それらを参考にしつつ必要な事を夫と共有しているので、今回はどういう情報を共有しているのかについて書いてみようと思います。

夫と共有している3つのこと

共有していることは、大まかに分けて3つです。

①お互い災害時に発生する仕事があるかどうか

大災害が起きた時、事前に発生する仕事が決まっている人がいます。

自衛隊、消防、警察、それ以外の公務員、医療者などはもちろん、保育士さんも預かっている子供を引き渡すまで守ったり、小売業の方も迅速に営業再開出来るよう動いたり、その時の最善を尽くすためすぐに帰れない人が多いかと思います。

どんな仕事が発生する可能性があるのか、どれくらい帰れない可能性があるのかあらかじめ分かっている場合は、分かっている範囲で共有しておく必要があります。

何にも共有せずさらに別業種だった場合、その後家族がどういう状況になるのか全く想像が出来ません。

新婚さんや転職直後の家庭など忘れがちなので、聞いておく事をおすすめします。

②避難所の場所 待ち合わせ場所(重要)

これは経験談と消防士の方のアドバイスですが、「避難所はどこかだけ確認する家庭が多い。避難所のどの辺りで待ち合わせるか絶対に決めたほうが良い」と言っていました。

LINE等で連絡を取るのは大前提だが、携帯がないかもしれない
状況によっては避難所に来るだけでも一苦労
多くの人が避難出来ると言うことは当然広い
多くの人が不安やパニックに陥っている

そんな中家族を見つけるのは本当に大変なので、せめてエリアだけでも決めておくのが良いそうです。

我が家は避難の第一優先は自宅で、火事や地割れ等で帰宅が難しい場合事前に決められている避難所の小学校に集合することになっています。

特に避難所での指示がない場合、晴れの時は体育館の外回り周辺、雨なら体育館の人の出入りが少ない場所とざっくり決めています。

③防災グッツ等の置き場所

これは経験談でちらほら見たのですが、家族の誰が見ても分かる場所、取り出しやすい場所に置いておかなかった後悔があるようです。

事前にいろいろ用意していても家族が場所を知らずに持ち出せなかったり、ドアや窓から離れた家の中央の部屋に置いていたりすると家が崩れた時取り出しに難航してしまうということです。

なので我が家は防災リュックやすぐに必要になりそうなグッツは玄関の靴箱の使っていない上スペースを綺麗に掃除、汚れ対策をした上でそこに収納しています。

家に1部屋(特に寝室)は、安全部屋(背の高い家具は置かない)を作ると良いそうで、我が家は寝室に窓もあるのですぐに取り出す必要のない防災グッツはベット下に収納しています。

防災マップはネットではなく市役所でもらえる防災マップが便利

避難所を確認するための防災マップですが、一番おすすめは市役所に無料で置いてある紙の防災マップを入手することです。

市町村の防災マップには、大雨・強風、高潮•津波、土砂災害、地震の時どこが安全な場所か、また自宅から一番近い避難場所、避難所はどこかそれぞれ大きく分かりやすく書いてあります。

そこまでは想定範囲内ですが、私は自分の市町村の防災マップを見てびっくりしました。

なんと直下型地震の震度予想マップ、液状化危険度マップ、南海トラフ時の津波到達予想時間なども一緒に書いてあったのです。

そして防災マップには、災害時に必要になるであろう災害用伝言ダイヤル、安否情報まとめて検索方法、市町村の災害時緊急情報提供先、市町村の耐震診断•改修補助制度、助成や生活再建の支援制度についてなど、災害時に必要となる情報も載っていることが多いです。

このように防災マップは地図と一緒に大量の情報を大きな折り畳み用の1枚の紙にまとめられているのでとても使い勝手が良いのです。

これをネットで1つ1つ調べるとなると結構面倒ですし、自分の知らない・気づいていない事は調べられないのでね。

また災害時調べ物で携帯の充電を減らさずに済む、ネットだと何ページか読み込む必要があるけれど、厳選された情報が大きな紙に分かりやすく書いてあるというのもおすすめポイントです。

防災マップのために市役所に行くのは面倒ですが、近くに寄ったり何か別の用事の時にでももらいに行けると良いですね(o^^o)

実際は想定外だらけになったとしても

事前にいろいろ考えたり情報共有していても、実際は想定外だらけで考えた通りにはならないだろう、出来ないだろうとも思っています。

それでもどういうことに気をつけて行動したらいいか、何を優先するべきかという根本的な考え方は思い出せるかもしれません。

やらない後悔よりやって後悔の方が私は受け入れやすいので、こんな感じでやっています。

防災グッツもたくさん買っていますが運悪く自分が使えなくても、誰か他に生きている人の役に立てばいいやと思ってます。

あとは、何が起きても良いように自分のやりたいことを残さないよう生きていきたいですね。

それではまた!