こんにちは、このかです。今日も一日お疲れ様です。
もし夫が公務員を辞めたいと言ってきたら、あなたはどうしますか?
まずはよく話を聞く、そして本人が望む方向にサポートする、それが良いと分かっていてもすぐに受け入れられる人ばかりではないと思います。
私も自分が正社員からパートになる事を快諾してもらったにも関わらず不安が勝ってしまい、そう思っているという事実を受け入れるだけでもかなり時間がかかりました。
今はまだ転職に向けて活動中という状態ですが、今二人で話し合っている事が転職に限らず価値観の違う二人の人間が一緒に生きていくのに大切なことばかりだと最近気づき始めました。
そして少しずつですが、この問題がきっかけで私自身の生きづらさと向き合う事も出来ています。
まだ何も問題は解決していないし先も全く見えていませんが、前よりも夫婦としてずっと仲良くなれている気がするので、一組の夫婦が転職という問題にどう向き合っていったかを日常ブログとして少しずつ書いてみたいと思います。
ただし私達夫婦の場合、夫の転職理由が病気になりそう、人間関係が辛すぎるという緊急性が高いものというよりは「人間関係は悪くないし仕事には行けているが、定年まで公務員で働き続けるのは難しい。全く興味を持てずにやりがいがなくて辛い。今はまだやりたい仕事が明確に決まっているわけではない」という理由だったため、私も誤魔化し誤魔化しで問題を先伸ばしにし、夫が転職したいと最初に言い出してからもう数年は経過してます。
体に異常が出始めている、仕事に行けなくなっているなどの場合はすぐに休職や転職が必要になり対処法が変わってくるのでご注意ください。
まず今回は初めてそう言われた時の正直な気持ちを書いてみようと思います。
公務員を辞めたいと言われて最初に思ったこと
仕事を辞めて転職したいと初めて言われたのは、結婚して1、2年が過ぎたあたりだったかと思います。
自分が転職を快諾してもらったこともあり、夫の考えを理解したいとひたすら話は聞いていましたが、心の中では
「人間関係が悪いなら分かるけど、そうじゃないなら一体何が不満なんだろう?」
と思っていました。
働くのは夫という事は分かっていましたが、正直ずっとそう思っていました。
その時思ったことを包み隠さず書くと、
・福利厚生の素晴らしさは分かってる?
→家族が普通に暮らせる収入で残業手当、通勤費、各種保険など当たり前の労働条件が一通り揃っていて解雇もない。土日祝休みで通常の有給もに加えて夏休み限定の特別有給もある。
能力がないのでなれませんが、私もなれるものなら公務員になりたいくらいです。こんなにいい条件はないけど…とそれが当たり前ではない事を理解している様子だったらまだ良かったのですが、夫が福利厚生の重要性を理解していないようで不安になりました。
・人間関係が悪くはない職場というだけで恵まれているのに…
→人間関係が辛かったり上手くいかずに転職する人だって多いのに、それがどれだけすごい事か分かっているのかな?と思いました。
・私は子供欲しいけど…
→その当時友人の妊娠出産ラッシュで私も子供が欲しいと思っていました。夫と結婚したのは公務員だからという理由だけではなくても、公務員だったら子供を安心して産めると思っていました。
・そんな理由で?
→私も転職、しかも正社員からパートを快く許可して側が思うことではないと思いますが、私の場合は体を壊したのが理由だったのでそんな理由で?と思ってしまったのが正直な気持ちです。
こういう仕事がやりたいと熱い気持ちがあるならともかく、やりたいことが明確でもないのになぜ辞めるの?と不安がありました。
今思うと自分が仕事は生きていくための手段で、やりたくないことをやるからお金をもらえるとそういう認識だからこう思ったのかなと感じます。
最初は私も夫も自分の考えや気持ちを上手く言葉に出来なかった
私としては恵まれた今の環境を理解せずに転職して果たして上手くいくのか、無くした後に大切さに気づく事にはならないかということが何より不安でした。
やりたいことで生きていくというフレーズは魅力的だけど、それを実現している人達こそやりたいことだけじゃなく、辛い事も努力している事もやりたいこと以上にやっています。
ただ私も最近ようやく頭の中を言語化出来てきたのですが、最初はもやもやしても上手く夫に伝えることが出来ず、夫の話を否定だけはせずにひたすら話を聞くだけで精一杯でした。
同じように夫も自分の気持ちを言葉にするのが得意ではないので、説明できずに言葉に詰まってしまうことも多かったです。
お互い上手く話せないせいでなかなか進まなかった話し合いも、何度も話していくうちに夫なりの考えが少しずつ見えてきて、今はやっと後悔のない転職になるように応援するマインドになってきました。
話し合いの中で気づいた事を忘れないために今後も少しずつ日記のように書き残していくので、誰かの参考になれば嬉しいです。
今回はこの辺で。それではまた!