長期間使用していないSuicaやPASMOの処理法

こんにちは、このかです。今日も一日お疲れ様です。

先日結婚前の荷物の整理をしていたら、夫の荷物から使っていないSuica1枚とPASMO2枚が出て来ました。

長期間使用していないSuicaとPASMOの画像

ん?こういうのって何枚も発行することなんてある?

何で使っていないまま残っているんだろう???

と疑問がわきましたが、夫曰く通学区間が変わった時、一人暮らしした時や結婚した時の通勤区間が変わった時にその都度新しいICカードを作っていたとの事。

な、なるほど。じゃあ定期の使わない期間の返金もしていなかったんだろーなという言葉を飲み込み、「そうなんだー」と答えました(笑)

お金に無頓着というかおおらかな人はこんなものなのでしょうか。

夫はデポジット(預かり金)の存在を忘れていたのですが、今使用中のカードがあるなら使ってないICカードを返却してデポジットも返金してもらおうとなったので、今回はその体験談について書いてみようと思います。

ICカードのSuicaやPASMOにはデポジット(預かり金)がある

発行時のことなので夫のように忘れている方もいるかもしれませんが、SuicaやPASMOには上記の写真のようなICカード作成時にデポジット(預かり金)の500円を支払っています。

デポジットを支払う理由は、ICカードの使い捨て防止と資源保護の観点からで、SuicaやPASMOの利用権の対価として位置付けられています。

カード発行手数料ではなく預かり金なのでICカードが不要になった場合は、このデポジット(預かり金)は返却してもらえます。

なおモバイルSuicaなどはデポジットが存在しないので、今回はあくまでICカードのSuicaとPASMOのお話になります。

Suicaの場合はチャージ金額が残っているか確認

SuicaとPASMOは発行元の会社が違うのでICカードの返却時も少しルールが違います。

PASMOの場合は手数料なしでチャージ金額もデポジットと合わせて返却されるので、以下に書いてあることは気にせずただ窓口で手続きすればOKです。

ただしSuicaの場合はチャージ金額の払い戻しには手数料がかかるので、まずはSuicaにチャージしたお金が残ったままになっていないか確認しましょう。

確認は駅の券売機でカードを入れれば簡単に見ることが出来ます。

チャージ金額の残高が0円ならそのまま窓口に向かいデポジット(預かり金)を返却して貰えばOK。

もしSuicaのチャージ金額の残高が残っている場合は、この先は2パターンに分かれます。

①残高から払い戻し手数料の220円を支払った上で、残りのチャージ残高とデポジットの500円を合わせて返してもらう

Suicaの場合はチャージ残高を返却してもらうには払い戻し手数料の220円がかかります。
つまりチャージした金額まるまるは返却してもらえないということです。

少し損をしてもデポジットだけ返してもらえれば良い、出来るだけ早く手放したい、そんな方はこちらの方法でも良いでしょう。

②残高を最大限使ってからICカードを返却し、デポジットを返してもらう

Suicaは電車やバスだけでなく、コンビニやスーパー、ドラックストアなどでも使えます。

なのでチャージ残高が220円以上でも払い戻し手数料を支払わずに、残っているチャージ残高を出来るだけ0に近づけてそれからICカードを返却するのがいいのかなと思います。

だって手数料の220円だけでも、スーパーならペットボトル2本は買えますからね!

それか私のように改札に入れるくらいのお金は残っていたら、改札に入って交通費として足りない分だけを改札出る前に10円単位でチャージして残高を1円単位までに減らす方法もあります。

ただし長期間利用していない記名カード式はロックがかかっている場合も

夫のケースのように長期間使っていない記名式ICカード(定期含む)の場合は、ロックがかかっていてすぐに再使用できないケースがあります。

私もまずはチャージした金額が残っていないか駅の券売機で調べようとしたら、

・1枚は残高照会出来た
・1枚は残高照会できたが、改札を通れなかった(改札を通れる金額は入っていた)
・1枚は残高照会も出来なかった(2012年の定期 10年以上前のもの)

となりました。

残高があるのに改札が通れないケースはネットで検索してみると駅員さんにロックを解除してもらえることがあると分かったので、駅員さんに尋ねると「今Suicaは使っていないと半年でロックがかかるんです」とのこと。

ちなみに無記名式はロックがかからないそうです。

一応「夫のカードなのですが…」と申告してもやってもらえたので、家族ならロック解除は出来るのかな?

ここは交通会社や駅員さんによるかもしれません。

そして最後の使用日から10年間一度も利用がない場合は、使用が出来なくなるとのこと。
なので2012年のPASMOは残高照会も出来なかったのかもしれません。

絶対に使わないものなら少しずつ手放そう

家にある荷物の中には使わないと分かっているけど、どう処分しよう?と思っているものって結構たくさんあると思います。

ただ捨てるだけならまだしもちょっと調べてからと思うものや定期区間など個人情報が入っているものは、とりあえず取っておいてそのまま存在を忘れてしまいがちですよね。

でも今回はデポジットとチャージ残高合わせて2000円以上はお小遣いになるし、ICカードも返却出来たし、チャージ金額をどう使い切ろうとか考えるのも楽しかったし、ロックかかるとか知らないこともあって楽しかったです。

お家で使っていないICカードのSuicaやPASMOが出てきたら、参考にしてみてください。

それではまた!